施工実績 奈良市 M様邸 新築基礎工事 施工実績
奈良市にてM様邸の新築基礎工事を施工いたしました。
株式会社渚興業は、奈良・京都を中心に近畿全域で基礎工事・土木工事・造成工事・外構エクステリア工事を自社施工で承っております。
本記事では、M様邸における新築基礎工事の全工程を、砕石敷きから玄関土間打設・型枠解体(バラシ)まで順を追ってご紹介します。
長く安心して暮らせる住まいを基礎から支える
住宅の耐久性と耐震性は、完成した外観からは判断できません。
長く安心して暮らせる住まいの土台は、地面の下に隠れた基礎の品質によって決まります。
新築基礎工事において最初に行うのが、地盤調査です。
地盤の支持力・地層の構成・含水状態を正確に把握することで、そのあと続くすべての工程に適切な判断を下すことができます。
奈良市内でも地域によって地盤の性質は大きく異なります。
住宅密集地では隣接する既存建物の影響を受けることもあるため、地盤調査の結果を丁寧に読み解く経験と知識が求められます。
M様邸では地盤調査の結果をもとに、ベタ基礎工法を採用しました。
ベタ基礎は建物の底面全体を鉄筋コンクリートで覆う工法で、荷重を面全体で受け止めることができます。
地震時の水平力にも有効に対応できる構造であり、現代の新築住宅で広く採用されている、信頼性の高い基礎工法です。
令和8年4月21日には砕石敷きを実施しました。
根切り(掘削)によって掘り下げた地盤面に砕石を均一に敷き詰め、転圧をかけて地盤を安定させます。
砕石層は、その上に施工するベースコンクリートが均一な厚みと強度を持つための重要な下地となります。
建物の重さが特定の箇所に集中しないよう、地盤全体で均等に支える準備を整えるのがこの工程の目的です。
見えなくなる部分だからこそ丁寧な施工を徹底
新築基礎工事において、配筋は建物の耐震性を直接左右する工程です。
鉄筋はコンクリートを打設すると完全に内部に埋まり、完成後は目視で確認することができません。
だからこそ、打設前の段階で配筋の状態を正確に管理することが重要です。
M様邸では、ベタ基礎の鉄筋を格子状に組み上げ、設計図書に定められた配置・間隔・かぶり厚をすべて確認した上でコンクリート打設へ進んでいます。
かぶり厚とは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの距離のことです。
この数値が不足すると、雨水や湿気が鉄筋に達して錆が生じ、長期的に基礎の強度を低下させる原因となります。
数センチ単位の管理が、住宅の耐久性を数十年単位で左右します。
また、型枠の組み立て精度も施工品質に大きく影響します。
M様邸では掘削溝の中に型枠パネルをセットし、立ち上がり部の幅・高さ・垂直を確認しながら組み立てを進めました。
型枠がわずかでも傾いていれば、基礎の立ち上がりが設計寸法からずれ、上棟後の土台据え付けや床組みの精度にも影響が出ます。
一工程ごとに寸法と通りを確認するという作業の積み重ねが、高品質な仕上がりの基礎をつくります。
図面通りだけでは終わらない細かな施工管理
令和8年4月15日には、立ち上がりコンクリートの打設後に養生を実施しました。
コンクリートは打設後すぐに硬化が始まりますが、強度が出るまでの間は温度・乾燥・振動の影響を受けやすい状態が続きます。
特に打設翌日からの数日間が最も重要で、この時期にコンクリート表面が急激に乾燥すると収縮クラック(ひび割れ)が発生するリスクがあります。
M様邸では、立ち上がり部をブルーシートで全体を覆って養生を実施しました。
養生を適切に行うことで、コンクリートがゆっくりと均一に硬化し、設計通りの強度を発揮する条件が整います。
気温・天候・季節に応じて養生期間の判断を変える必要があり、画一的な工程管理では対応しきれない場面もあります。
こうした判断ができるのは、奈良・京都エリアで数多くの新築基礎工事を手がけてきた現場経験の積み重ねがあるからです。
「図面通りに施工する」のは当然のこととして、その上で現場の状況に応じた判断を加えることが、品質管理の実質的な意味です。
株式会社渚興業では、どの現場でも工程を省略することなく、各工程の品質確認を丁寧に積み重ねています。
工期と品質のバランスを重視した施工
基礎工事を発注する側の建設業者にとって、工期の遅れは全体の工程に直結するため、スケジュール管理は重要な関心事です。
一方で、コンクリートには硬化に必要な時間があり、養生期間を短縮すれば品質が低下します。
工期と品質のどちらかを犠牲にするのではなく、両立を実現するためには、工程の組み方そのものに工夫が必要です。
M様邸では、砕石敷き(4月21日)・配筋・型枠組み立て・立ち上がりコンクリート打設(4月15日付近)・養生・型枠解体・玄関土間打設(5月18日)という一連の工程を、各工程の必要日数を確保しながら計画的に進めました。
養生期間を守りつつ、型枠解体のタイミングを現場の気温やコンクリートの状態を見ながら判断することで、品質を落とすことなく工期内での完了を実現しています。
令和8年5月18日の玄関土間打設・型枠解体(バラシ)後の全景では、立ち上がりのコンクリート面が均一で、アンカーボルトの位置も設計通りに仕上がっていることが確認できます。
内部スラブと玄関土間ともに平滑に仕上がり、上棟に向けた土台として申し分のない品質です。
株式会社渚興業は、奈良・京都を中心とした近畿全域で、新築住宅の基礎工事・土木工事・造成工事・外構エクステリア工事を自社施工で承っています。
地盤調査から型枠解体まで一貫した体制で品質を管理し、発注先として信頼できる施工をご提供します。
奈良・京都エリアでの基礎工事のご依頼・ご相談は、株式会社渚興業までお気軽にお問い合わせください。








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